熊野若王子神社
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金曜の夜にやってきた客人と紅葉狩りのコースを
「あーでもない、こーでもない」と夜遅くまで検討。
週末は酔いそうになるほどの人の波、波、波...なので、
できれば超有名どころは避けたいよねぇ、という結論に。
遠い昔、修学旅行でその地は踏んでいるはずなのだけど
全く記憶に残っていない、まだ未開拓の地である哲学の道沿いの
小さめの寺社を選択。
あれれ???哲学の道って...超有名どころじゃないの。

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哲学の道の入り口にある熊野若王子神社。
その昔、紀州熊野への参詣の京都の起点となったこの社で身を浄め
たくさんの人々が聖域を目指したそう。

時間も早かったということもあるのだろうけれど、
よそほどの人混みはないはずという予想を裏切られることもなく、
今のこの紅葉で賑わう界隈の中でもひっそりと静か。
とても居心地の良い場所でした。


d0070641_2015886.jpgここを訪れた一つの目的がこのお守りで、こちらの社の御神木である梛(なぎ)の葉が入っているというもの。
もともと梛の葉は様々な禊(みそぎ)に使われていたもので、こちらではナギという言葉にかけて

「種々の悩みごとをナギ倒す」

という、シャレのようなご利益を謳っています。
ここのところ、ちょっと神頼みしたいくらい八方ふさがりな感があり、客人も「この御守り、気になるぅ~」ということで、一つずつ購入。
日々の努力を怠らず、それでも行き詰った時に少し力をわけて貰えればなぁ、なんて思ったり。


こちらの神主さんがとても素敵な方で、ちらっと御守りについて聞いてみると、
丁寧かつ親切にいい笑顔で説明してくださったのです。
ほんの数分のやり取りでしたが、その短いあいだに神主さんのお人柄が
垣間見えたような気がして、更に良い場所として私の心の中に残ったのでした。


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境内の奥に足を進めると、桜花苑の立て札が。
この先の景色をいかようにも想像させる道を進むと
キラキラと輝く、空を被う紅葉。
何処からか聞こえる添水の音にまた心和まされ、
気づけばこの場所だけでかなりの時間を過ごしてしまったのでした。
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市内が一望できる桜花苑には、植樹された幾多もの桜の記念樹があり
桜の季節もまた、見事な色を見せてくれそうです。
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by tam-gokochi | 2006-12-05 21:45 | 京都


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